Tales of Destiny 2

目次

  1. トップページ
  2. はじめに
  3. 企画の概要とルールの説明
  4. プレイヤー紹介
  5. 各作品のポイント
  6. 実況
  7. Presented by 東京大学ゲーム研究会

担当:root3

ルール

使用ソフト

・PS2初期版(Best版ではない)を使用します。

タイム計測

・PS2の電源を投入した瞬間から計測を開始します。
・クリアデータセーブ画面が表示された瞬間に計測を終了します。

その他

「称号バグ」「追加晶術バグ」「命中バグ」「リバースドールバグ」「-フォルトゥナ-戦におけるSB・FOE封じ」を使用可能とします。ただし、前者3つに関しては偶然発生してしまった際の保険であり、意図的に使用することはありません。

ルール設定補足

今回のRTAでは、最近行われているTOD2RTAのルールに則って行うことにします。

目標タイム

Game Start 0:00:00
ブエル撃破 0:15:00
バルバトス(1)撃破 0:50:00
サブノック&オセ撃破 1:50:00
エルレイン(1)撃破 2:50:00
ダンタリオン撃破 3:50:00
バルバトス(2)撃破 5:20:00
バルバトス(3)撃破 5:40:00
ガープ撃破 6:00:00
エルレイン(2)撃破 7:10:00
-フォルトゥナ-撃破 7:34:00
Clear Data Save 7:40:00

ポイント


1.金策関係

TOD2では高値で売れるアイテムが多く、それらによってお金を集めることになります。
主に薬草や装身具が高値で売れます。また、「チャームボトル」「ミラクルチャーム」など、アイテムを安く買えるようになるアイテムも重要です。

2.移動関係

TOD2ではホーリィボトルを使用することでエンカウント率を下げることが出来ます。
ホーリィボトルを初めて購入できるようになるのはリーネの村で、それ以降は基本的に常時使用するのが一般的でしょう。

3.料理関係

TOD2の料理は熟練度を上げなければ失敗することがあり、一見するとRTAではあまり使えないものに見えます。
しかし、「自分で開発した料理は必ず成功する」という仕様を利用することで、どんな料理でも100%成功させることができます。

4.バグ関係

今回のRTAで使用するバグは「リバースドールバグ」と「-フォルトゥナ-戦におけるSB・FOE封じ」です。
リバースドールを装備した状態でキャラクターが倒れると、リバースドールを消費して復活することが出来ます。
リバースドールバグというのは、リバースドールを装備している状態で手持ちにリバースドールがない場合、消費されたはずのリバースドールが何故か手持ちに戻ってしまうというものです。 これによって装備しているキャラはほぼ不死身になるので、勝率が上がる他タイム短縮にもつながります。
(なお、リバースドールに限らず戦闘中に装備したものは一定時間経過しないと効力を発揮しないので、連続攻撃を受けたりすると発動してくれません)
SB・FOE封じとは、-フォルトゥナ-戦のみ戦闘前にイベントボイスをOFFにしておくと敵味方共にスピリッツブラスター(SB)しなくなり、かつフィールドオブエフェクト(FOE)を使わなくなるものです。
なお、他の「称号バグ」「追加晶術バグ」「命中バグ」については、使用するにはある程度のやり込み(称号を集める、ステータスを高める等)が必要でありRTA中に行うことはほぼ不可能なので積極的に使用することはありません。

5.戦闘関係

TOD2RTAにおいて最も重要な部分です。

5.1.作戦
TOD2におけるAIはなかなか優秀で、作戦を変えるだけでボス攻略が一気に簡単になります。
また、戦闘中の作戦変更も容易なので、戦況に応じて作戦を変更すれば大幅な時間短縮につながります。

5.2.エンチャント
TOD2独自のシステムとして「エンチャント」があります。
これは術技に「効果上昇」「TP消費軽減」などの効果をもたせるものです。
術技を一定回数使用しないと使えるようになりませんが、キャラごとに使用する術技を絞ることである程度の使用回数は稼ぐことができます。

6.強敵

TOD2RTAにおいて障害になり得るボスを紹介します。

・ブエル
ラグナ遺跡で戦うことになる最初のボスです。
最初のボスなので特筆すべき行動はありませんが、味方側の準備もほとんどできておらず、必然的にゴリ押しが要求されます。
よって、ステータスの低い状態で挑むことになるRTAではかなりの脅威です。
いかに無駄なく攻撃を加えられるかがポイントです。

・バルバトス
ストレイライズ大神殿、ダイクロフト(天地戦争時代)、ダイクロフト(18年前)の合計3回戦うことになるボスです。
3回全てにおいてかなりの強敵です。
ストレイライズ大神殿では序盤だけあってHPは少なめで50%削れば終了ですが、その攻撃力はかなり高くまともに攻撃を受けると1,2撃で倒れてしまいます。
またアイテムを使用するとカウンターを仕掛けてくる上に、HP75%以下で「ポイゾニック・フィールド」を展開し近づくだけで毒状態になります。
ダイクロフト(天地戦争時代)はストレイライズ大神殿の強化版です。脅威の攻撃力、アイテムに対するカウンターや「ポイゾニック・フィールド」はもちろん、耐久力の面でも強化されており長期戦は必至です。
ダイクロフト(18年前)では耐久力が落ちてアイテムに対するカウンターや「ポイゾニック・フィールド」はなくなりますが味方の術に対するカウンターを行うようになり、戦いづらい相手です。
さらにHP25%以下で「ジェノサイドブレイバー」という強力な技を使うようになります。これは範囲が広い上に受けたらほぼ即死のとても危険な技です。
各カウンターをどのように捌くかがポイントになります。

・サブノック&オセ
ハイデルベルク城で戦います。
フリーな時に攻撃を仕掛けると100%防御される上に、攻撃面も強くガードブレイク攻撃もしてくるのでぼーっとしてると前衛はすぐに倒れてしまいます。
一緒についてくるオセは後で下級晶術による攻撃を仕掛けてきます。威力は大したことは無いですがサブノックの攻撃に繋げられると厄介です。
術でひるませた上でなら攻撃を当てられる上に回避はそれほど高くないので、味方の術攻撃を妨害されないようにすることが大切です。

・エルレイン
ストレイライズ大神殿と神のたまごで戦います。
フリーの状態で攻撃をするとプレスガードで対応してくる厄介な敵です。サブノックと同様に術で怯んでいるところに攻撃を当てることになります。
攻撃面では「デルタレイ」、「トリニティスパーク」、「プリズムフラッシャ」などの強力な光属性晶術を使用します。特に「プリズムフラッシャ」は威力が高く、きちんと避けないと大ダメージを受けます。
神のたまごではさらに「アイスバーン」を展開し周囲の味方を凍結させる他、「ディバインセイバー」という当たったら即死の術も使用します。

・ダンタリオン&セージ×2
ダイクロフト(改変現代)で戦います。
お供に2体のセージがおり、お供がいる間は中級晶術をひたすら使ってくるだけであまり脅威ではありません。
セージはラストダンジョンで登場する雑魚敵で、この段階では攻撃力が非常に脅威なのできちんとガードしないと前衛はすぐに倒れます。
一方でセージを2体倒してしまうとダンタリオンが強化され、衰弱効果を持つ攻撃を行ったり、高速で術を使ったりしてきて厄介です。
楽に倒すにはダンタリオンを先に撃破する必要がありますが、範囲が広い晶術ではセージにも攻撃があたってしまい難しいところです。

・ガープ
カタコンベで戦います。
開幕などで使用する「突風」が強力で、後衛が巻き込まれてしまうと立て直しが難しくなります。
また、ガープの攻撃でひるんでしまうと「アディショナルレーザー」という強力な術攻撃を追加でされるのでできる限りガードをしなければいけません。
防御面については、ガープは飛んでいるので物理攻撃が当てづらく、さらにHPが減ると晶術で怯まなくなるバリアーを張ります。
バリアーはSPが減ると張れなくなるのでSPを調節すると戦いやすくなります。

・-フォルトゥナ-
神のたまごで戦うラスボスです。
HPが25%減るごとに行動パターンが変わります。
100%~75%では光の玉を飛ばすか下級晶術による攻撃がメインで、それほど強くありません。
75%~50%では味方の術攻撃に対してカウンターでワープをして攻撃してくるので、こちらの晶術が当てづらくなります。
50%~25%ではさらに空中に上がって上級晶術を連発する攻撃が増えます。飛んでいる間はワープしないので晶術を当てやすくなりますがきちんと上級晶術に対処しなければいけません。
25%~0%では術攻撃に対して高速詠唱ヴォルテックヒートを行うようになります。
このように各行動は厄介なものが多く長期戦になりやすいボスですが、逆に言えば行動パターンがわかりやすいのできちんと最初すれば時間短縮につながります。