MCOのレポート

目次

  1. トップページ
  2. はじめに
  3. 企画の概要とルールの説明
  4. プレイヤー紹介
  5. 全体の作戦
  6. 当日の実況
  7. 結果
  8. レポート
  9. Presented by 東京大学ゲーム研究会

1.ジョウト編

 このROMは企画終了後に永久保存するので、主人公名を「TGA」に設定してゲームスタート。性別はイベントが少し短くなる女の子です。
 研究所でワニノコをもらう前にレポートし、性格を厳選。攻撃が下がる性格だった場合はリセットですが、今回は一発で「むじゃき」を引けたので結果は上々です。最初のライバル戦では特に事故も無く、危なげなく突破。と、ここに来てワニノコが♀であった事に気づきます。性格値については運に恵まれたようです。
 モンスターボールをヒビキからもらったら、HGから御三家を受け取る為のポケモンを捕獲します。ポッポが出てきたので捕まえ、ヨシノシティのポケモンセンターでチコリータと交換。ついでに念のためモンスターボールも1個送ってもらいましたが、使う事はありませんでした。
 マダツボミのとうでは秘伝要員と、HGとの交換用にコラッタを確保。出現するまでにワニノコのレベルが上がりすぎて、上手くHPを削れなくなったのでチコリータで攻撃して捕獲しました。ちょうろうを倒して『あなぬけのヒモ』を拾って脱出した時、HGがヒノアラシを交換できるようになるまであと少しと微妙なタイミングでしたが、SSのシナリオクリアを優先して先にハヤトを倒しに行きました。「すなかけ」や「はねやすめ」を使われると泥仕合になりますが、今回は急所運に恵まれてすんなり1回で突破。その足でポケモンセンターに向かい、HGからヒノアラシを受け取りました。この時ユニオンルームに入った事で、全回復する事ができたのもポイント。
 次のジムリーダー・ツクシ戦の流れは、初手のストライクに「がんせきふうじ」が当たるかどうか(命中80%)で大きく変わります。今回は最初のターンに「がんせきふうじ」が当たってくれたのでそのまま後続のサナギ2匹を倒し、ジムバッジとわざマシンを入手。
 この時点でアリゲイツのレベルは20に達していました。アメを使ってあと1レベル上げれば「こおりのキバ」習得ですが、次のレベルまでの経験値が285以下なのを確認してからライバル戦(2)に突入。ゴースを倒した事でレベル21に達し「こおりのキバ」を習得、そのままベイリーフとズバットを突破しました。
 そして最初の難関・アカネ戦。ここでワニノコが♀であった事が活きてきます。ピッピに物理技で攻撃してもメロメロボディは無効ですし、ミルタンクのメロメロも効きません。唯一怖いのは「ゆびをふる」で変な技を出される事くらいですが、威力40の不一致「くさむすび」を1回受けたくらいでした。手堅く勝利し、ジムの隣で『ゼニガメじょうろ』を入手。
 35ばんどうろではゲートでオニスズメを預かり、トレーナーの内避けるのが面倒なのを4人倒しました。次のアリゲイツの目標は「マツバ戦までにLv30になる」事です。
 しぜんこうえんで手に入る『せんせいのツメ』は一応入手してアリゲイツに持たせましたが、先手を取られる敵がそもそも少なく、練習でも本番でも発動した事は結局無かったので不要だったかもしれません。36ばんどうろではサイキッカーとじゅくがえり、そしてウソッキーを倒して経験値に。
 次の37ばんどうろ、おとなのおねえさんが2人向かい合って立っている所はRTAでは地味に難関なのであらかじめ手持ちを1匹にしておき、1人ずつシングルバトルで戦うのが安定するとされています。それでもメロメロボディのおかげでめんどくさい戦いになるのですが、今回のアリゲイツは♀。適当に「ずつき」を撃ってサクっと片付けました。
 エンジュシティのライバルとジムトレーナー戦でレベルが28に達したので、このタイミングでエンジュとアルフで回収しておいたアメを投入、ここでオーダイルに進化して「かみくだく」を習得し、マツバを弱点を突いて突破。
 アサギに向かう途中、スプレーを使って草むらを突っ切っていったらいきなりエンカウント。何事かと思ったらエンテイ様でした。そりゃスプレーが効かない訳だ。一応不要なスピードボールを投げつけてみましたが逃げられました。アサギシティでネットボールを買い、「なみのり」でタンバに向かう途中でメノクラゲを、更にタンバシティでツボツボをゲット。
 次のシジマ戦はかなりの難所で、「きあいパンチ」持ちを前にしながらも危険を承知で「プラスパワー」を積む必要がありました。一度目はニョロボンのきあいパンチ急所でオーダイルが倒されリセット、2度目でなんとか突破。ドーピングの間オコリザルが「かげぶんしん」し続けてくれて、大きな被害を被る前にこちらの攻撃が当たってくれたので助かりました。
 その後は特にこれといった難所も無くバッジを8つ集め、マスターボール(ホウオウ用)入手。事故らしい事故と言えば、途中アテナのラフレシアからメガドレインの急所をもらってオーダイルが落ちたくらいでしょうか。すぐ持ち直しましたが。
 しかし次のまいこはん5連戦で、よりによってサンダースを一撃で落としきれなかった上に、回復も間に合わず全滅。練習ではこのサンダースは「たきのぼり」で1確できていたので何事かと思いましたが、5連戦が終わってしばらくしてから、なんと折角回収した「しんぴのしずく」を持たせ忘れていた事に気づきました。あるまじきミスですね。
 四天王戦はワタルで1回リセットしただけで突破しましたが、その原因は「ドラゴンダイブ」急所でオーダイルが落ちた事。薬に余裕はあったのだから、堅実に行くべきだったかもしれません。ともあれ四天王突破、殿堂入りです。

2.カントー編

 エンディングという勝利の余韻に浸る間もなくリセット、カントー入りします。
 発電所事件を解決し、カビゴンをどかしてニビに行き、『にじいろのはね』を回収した所でクチバシティの『ハートのウロコ』回収忘れに気づきました。不注意すぎると言うべきか、エンジュに飛ぶ前に気づいて良かったと言うべきか…
 ともあれホウオウをマスターボールで捕獲し……性格をチェックするとなんとこれが「ようき」。文字通り神が舞い降りました。今回は本当に性格値に関しては運に恵まれたようです。
 ようきホウオウのおかげでジムリーダーはホウオウ単騎で楽々突破。最後の難関であるレッド戦ですが、ピカチュウはホウオウへのボルテッカーの反動ダメージで落とす以外に無いので、次のカメックスで無事にドーピングできるかどうかが勝利の分かれ目でした。今回は急所・吹雪凍結などの事故も無く、非常に安定して勝利できました。「にほんばれ」下でタイプ一致ハイドロカノンを耐えてくれるのは、流石伝説の耐久力といった所でしょうか。これにてシナリオ攻略は全て終了です。

3.図鑑完成編

 これ以降はレベル上げ・進化に必要なアイテム投与と通信交換がメインになりますが、その前に作業に集中すべく、SSで捕獲を担当するポケモンを確保しに行きました。まず(本来の順番とは前後しましたが)Ptのマスターボールをこちらに回してもらい、ラティオスを捕獲。せっかくエンカウントしたのにマスターボールをムクバードが持ったままだったというミスがありました。時間を変えてレディバを、こおりのぬけみちに移動してウリムーをゲット。この時にデリバードも捕獲するはずが忘れてしまっていたので、FRにご足労願いました。そして最後に42ばんどうろでフレンドボールでズバットを捕獲。
 これ以降はひたすら単調作業になるので、ばっさり割愛させて頂きます。SSの最終チェックポイント「ラティオス捕獲」が開始から6時間でしたが、終了タイムは19時間を超過…と言えば、その作業の膨大さがお分かり頂けるでしょうか。基本的に各カートリッジから送られてくるポケモンに経験値(単位は1エリカ)やアイテムを与え、進化させては次の6匹と入れ替える作業でした。ポケモンの進化・転送だけで12時間程度かかってしまいました。

4.企画を終えて

 今見返すと、シナリオ攻略で足を引っ張らないよう自分なりに細部を詰めた気でいましたが、序盤の経験値稼ぎの方法など、もっと吟味できたと思います。
 正直、もう1回やってみようとは思いたくない(笑)企画でしたが、このRTAをきっかけに、久しぶりに対戦以外のやり込みにも手を出してみようかと思いました。

5.おわりに

最後になりましたが、企画のRalf氏、RTA計画を組んでくださった怠け者氏、プレイヤーの皆さん、そしてこの企画を御覧頂いた皆様、長時間お付き合い頂き本当にありがとうございました。