FINAL FANTASY IV

目次

  1. トップページ
  2. はじめに
  3. 企画概要と全体ルールの説明
  4. プレイヤー紹介
  5. 各作品のルールと戦略
  6. 実況
  7. レポート
  8. Presented by 東京大学ゲーム研究会

担当:Gienah

詳細な戦略・解説

こちら(PDF file)をご覧ください。

当日のプレイ・感想

順調に進みました。

■オクトマンモス戦
攻撃回数を稼いでボスの足を減らすことで、相手の攻撃頻度を下げます。直前で拾えるエルメスのくつを使用してひたすら殴ります。
序盤の攻撃がセシルに集中したものの、途中から対象が分散し始めて難なく撃破。

■アントリオン戦
リディアのレベルを上げているため、チョコボを2回使用することができます。エーテルを1度使用して計4回のチョコボを撃ち込みます。
序盤はセシルのHPのみを減らしていくのが理想であるため、セシルは (はんげきのつのを受けない) あんこくで攻撃します。
リディアのリソースが切れたらセシルはたたかうに切り替え。はんげきのつのがリディア・ギルバートに飛ばなければ2人は自害します。
最終的にポーションを使うか迷うHPになりましたが、倒しきれると踏んで押し切りました。

■サハギン戦
ギルバートを前列に出せば3ターン以内に決着が (勝つにしろ負けるにしろ) 確実に着くのですが、今回は安定を採って後列に下げました。
ギルバートを後列に下げることで敵味方ともに命中率がほぼ半分以下に低下するため、いざというときにポーションを使う余裕が生まれます。
結局ギルバートがいきなり攻撃を3連続で外しましたが、敵の攻撃は最後まで一度も命中しなかったためにじっくりと撃破。

■マザーボム戦
だいばくはつ後が本番です。ボス属性が解除されるので、どうのすなどけいで動きを止め、セシルのあんこくとヤンのけりで殲滅します。
珍しくローザがだいばくはつを生き延びたので、経験値集中のために隙をみて殺害。ストップが切れる前に無事倒し終わりました。

■ファブール城連戦
全体攻撃アイテムを惜しみなく使って倒します。
消化試合で○を連打していたら撤退するはずのキャプテンをギルバートが眠らせてしまったためにHPを削る無駄な時間が掛かってしまいましたが、特に危険はなく突破。

▽ファブール城~試練の山
ここで致命的なミス。離脱する仲間の装備を剥がした際にセシルの武器を変えるのを忘れていたため、そのままシャドーブレイドと間違えて試練の山でのメイン武器デスブリンガーを売却してしまいます。
これにより生じる問題は2つで、1つ目はパロムのレベル上げ時に即死効果でズーを狩れないこと、2つ目はボス戦での火力不足です。

迷っている暇はないのでひとまずそのまま進みます。
パロムのレベル上げ時には結果的にズーと1回もエンカウントしなかったため、先のミスの影響は戦闘に多少時間がかかった程度でした。
レベル上げをパロムの魔法に頼ったため、予定にはありませんでしたがチョコボの森に寄ってMPを回復。

■スカルミリョーネ (1) 戦
ここではセシルが直接殴ることはないので、予定通りに倒します。
アンデッドであるスカルナントはハイポーションで片付け、「つよがる」で魔力を上げたパロムのブリザラ2発で乙。

■スカルミリョーネ (2) 戦
セシルがバッカスのさけでバーサク状態になって殴り続ければ良いのですが、武器の差から地味に火力が下がっているはずなのでどうなるかというところ。
とりあえずとてつもなく嫌な予感がするので、右のセーブポイントに引き返してセーブします。囮&ハイポーションでの攻撃役としてポロムも蘇生。

案の定1戦目は猛攻撃に耐え切れず全滅。

先ほどセーブした判断に感謝しながら再選です。今度はポロムが殴られている間にセシル、パロムにブリンクを掛けることに成功。
セシルがHPを削る間にポロムがつよがるで魔力を上げ、ファイラ。しかし倒しきれず反撃のガスを喰らいます。
幸運にもガスは誰にも命中しませんでした。その後パロムが殴り殺されましたが、放置状態のバーサクセシルがなんとかスカルミリョーネを撃破。
安堵の溜息が漏れました。

■あんこくきし戦
このイベント戦闘が終わればセシルの武器はでんせつのつるぎに上書きされるため、先のミスの影響は断たれます。
安心しきってぼーっとしていますが、戦闘中の暇な時間を使ってひかりのたてを装備するのを忘れています。

▽経験値稼ぎ1回目
なんだか被ダメージが多いなあ……? というところから、ひかりのたて未装備であることに気づきます。
試練の山では1体で2703もの経験値を得られるリリスが出現するので、主にそれを目当てに狩りを行います。
出現モンスターはリリスを含めてほとんどがアンデッドであり、ひかりのたてにはアンデッドからのダメージを軽減する効果があるためにセシル1人でも安心して敵を狩ることができます。
そのリリスの出ないこと出ないこと。結局稼ぎ終了までにリリスは2体しか出現せず、ゾンビ系のモンスターを狩って必要な経験値を賄いました。
戦闘あたりの経験値が少ないだけでなく、敵が多くなれば多くなるほど攻撃モーションのために戦闘時間が引き伸ばされてロスが発生します。今回の稼ぎはだいぶ時間が掛かってしまいましたね。

■このえへい*2戦
テラ (瀕死) とセシルのみで戦闘を開始します。ここでセシルが「かばう」以外のコマンドを選んでしまうと全滅直行なので慎重に選択を行います。
テラの全体魔法で終わり。

■ベイガン戦
とりあえず左腕を全力で殴って切り落とします。後は本体のHPを削り、テラの全体ブリザガで終了。

■カイナッツォ戦
戦闘に入ってからポロムが生存していることに気づきます。
パロムのサンダラ直後にテラのブリザガが入るのが黄金パターンなのですが、ポロムがパロムの行動とテラの行動の間に割り込みます。
テラのガ魔法発動前にカイナッツォが再びバリアーを張るかどうかの賭けとなりますが、日和って (バリアーを砕く) サンダガを選択。
結局バリアーが張られる前に発動したため、結果的にはブリザガが正解でした。
ブリザガを選んでいれば戦闘が終了したものの、サンダガでは倒しきれず延長線へ。カイナッツォに防御態勢を許してしまいましたが、火力で押し切り撃破。

■ダークエルフ&ダークドラゴン戦
セシルにバーサクを掛けて放置。他のキャラの攻撃がだいたい百数十ダメージであるなか、でんせつのつるぎの特効で2,000近いダメージを叩き出します。
実はダークドラゴンに変身するとボス属性が解除されるためトルネドで瀕死にできるのですが、セシルにそのまま殴らせたほうがトルネドのエフェクトよりも早く終わります。

■ドグ&マグ&ラグ戦
極悪アイテムくものいとを投げます。これで敵の行動頻度が半分になりました。
後は他の敵を蘇生させるマグを全力で撃破し、それから残りを片付けます。特に問題もなく終了。

■バルバリシア戦
基本的にバーサク状態で殴るだけですが、やたらと被ダメージが大きく、回復に手番を割く必要が生まれたため無駄に時間がかかりました。
少なくとも普段は石化するキャラクターが出る前に倒せるはずが、今回はヤンとカインが石化。今度はそれを治す手間も生まれ……と悪循環に陥りいつもの倍ほど時間を掛けて撃破。
まあ全滅しなかっただけありがたいと思いましょう……。

■カルコ*3&ブリーナ*3戦
カルコはボス属性ではありませんがほっきょくのかぜで落ちません。一方ブリーナはボス属性ですがほっきょくのかぜで落ちます。
という訳でほっきょくのかぜでブリーナを一掃した後どうのすなどけいでカルコをストップ状態にし、殴って倒します。

■ゴルベーザ戦
戦闘開始後一拍置いて「ジャンプ」を入力することで、カインのみイベントでの戦闘不能を避ける事ができます。
きっちり入力に成功してじゅばくのれいきを回避。後は颯爽と駆けつけたリディアちゃんの火力 (とジャンプ) で瞬殺します。

■はかせ&バルナバ戦 ~ ルゲイエ戦
はかせを先に撃破した場合バルナバが「じばく」を用い、逆にバルナバを先に撃破した場合はがったいメカとの戦闘に移行します。
ここではどちらも好ましくないので同時撃破を狙います。基本的にはいかづちのつめによる機械特効を持つヤンがバルナバのHPを削り、その間に他のキャラクターで博士を攻撃します。
ところがヤンのコマンドを間違えて2回「ためる」を実行してしまい、速攻でバルナバが落ちてしまいました。
がったいメカによる猛攻でヤン、リディア、セシルが斃れたままルゲイエ戦へ。

持ち直せる見込みはあったものの、超高威力 (敵のHP依存) の「レーザー」がHPを回復したキャラへ、低威力の「ビーム」が瀕死のキャラへと的確に飛び交い、結局無駄に2分も時間を掛けた上で全滅を喫します。
ルゲイエは「レーザー」対策としても前のめりな戦法で戦うべき相手なので、こちら2人で戦闘を開始した時点で泥沼を予期してやり直すべきでした。

2戦目。はかせ&バルナバ戦からやりなおしです。ここで全滅したのは練習を含めて初めてだったので割と焦っています。
今度はバルナバのHPは調整したもののはかせのHPを管理できず、見切り発車で全体攻撃のタイタンを撃ったところではかせ生存。
再びがったいメカ戦に突入してしまいます。しかし今回は運良くHPの高いヤンとセシルが殴られたため、ローザが爆死するだけの被害に留まりました。

ルゲイエ戦はカインが毒を受ける前にバッカスのさけを使用してバーサク化、他の全員も持てる限りの瞬間火力でタコ殴りにします。
毒状態のキャラクターには効かない (実質的に無意味な) 「すいみんガス」を計8回使用するなど敵の行動パターンが非常に優しく、先ほどの全滅は何だったのかという程にあっさりと撃破。

■ルビカンテ戦
とりあえずくものいとで行動頻度を下げます。
リディアでルビカンテにファイラを掛ければ味方に準全体レイズが飛んでくるため、全滅の危険は少ないです。
ただし打撃には全体ファイラでカウンターされるので、手数より単発火力で攻めます。
基本的にダメージ源はこおりのやりを装備したカインのジャンプです。ちなみにバーサクを掛けるとすごい早さでファイラが飛んできて無理ゲーが発生します。
一度リディアちゃんがマント状態の敵にシヴァを当てて回復されてしまうこともありましたが、無事に撃破。ただしそれなりの時間が掛かってしまいました。

▽シルフの洞窟
最短ルートでアヴェンジャーの宝箱まで向かいます。
ダメージ床によって味方全員のHPが1になっていますが、そのままモルボル*4戦へ突入します。
が、恐らくはエッジがねこのつめを装備し忘れていたためにモルボルに先制できません。まあ初手はくさいいき固定なので問題ない……と思いきや混乱したカインが味方の殺戮を始めます。
とりあえずはぎんのすなどけいを使用してモルボルをストップ状態に。エスナでカインをしょうきにもどしますがリディアが凶刃に斃れます。
リディアを蘇生させてモルボルに1体1体トードを掛け、その間に他のキャラクターでダメージを与えて何とか撃破。
……今更ですがトードなんて掛けている暇があったらタイタンでも撃ったほうが早かったかもしれません。

▽封印の洞窟
セシルのみHPを回復させることで、デモンズウォール戦において他の味方を庇わせます。
ここではアヴェンジャーの強さが発揮されます。3回戦まで存在するアサルトドアーは運が悪くなければ何もせずともカインが倒してくれます。

というわけでアサルトドアー1戦目。
ターゲッティングがカインに飛んできたときのみ異常に面倒なことになるのですが、カインに飛んできます。
9ディメンジョンでカインが即死したので蘇生。ここで、このゲームにはバーサク状態で蘇生してもそのままでは何故かキャラクターが暫く何も行動をしないというバグ (?) が存在します。
経験上何らかの行動の対象に取ることでバーサクキャラクターは再び動き出すことが多いので、とりあえずハイポーションを投げます。
が、次のターゲッティングもカインに飛んできます。運が悪すぎます。再びカインが即死したので蘇生。
いつもの5倍以上の時間を掛けて1戦目終了。

続いて2戦目です。
またターゲッティングがカインに飛んできます。どうなっているんだ。
蘇生。しかしカインがなかなか攻撃を開始してくれません。そうこうしているうちに再びターゲッティングがカインへ。
蘇生。今度は何とか敵を殴り始めてくれましたが、倒しきれずにキマイラブレインが飛び出してきてしまいます。
保険であと2個持っていたぎんのすなどけいを投げようと試みますが使用前にキャラクターが死亡。
結局キマイラブレインをカインが殴り殺します。1戦目より更に時間がかかりました。

セーブして3戦目。
ターゲッティングがカインに飛んでこなかったために淡々と殴り続けますが、運悪くイエロードラゴンが飛び出します。
ぎんのすなどけいが間に合わなかったため全滅。

再び3戦目。またもやイエロードラゴンが飛び出します。この辺りは与ダメージの運が大きく絡むので辛いです。
しかし「かみなり」をリディアちゃんがHP16で耐え、ぎんのすなどけいの使用に成功。辛くも勝利します。

■デモンズウォール戦
まずはセシルを後列に下げます。
あとはくものいとを使用してバーサク状態のエッジとカインで殴り続けるだけです。リディアはタイタン。
セシルが瀕死になったり、間違えて防御をしてしまうと味方を庇えずに一気に瓦解してしまうので、セシルは必ず殴るか自分にハイポーションを使用します。
特に何事もなく。

▽経験値稼ぎ2回目
いわゆるトルネドによるきょじんへい狩りを行い、ローザのレベルを55まで上げます。
一度サーチャーにトルネドを当ててしまいましたが、なんとかエリクサーを切らさずに終了します。

■してんのう戦
今回はリフレク反射による交代防ぎを許可しているため、実質的にはスカルミリョーネ戦です。
ローザにリフレクを張り、フースーヤのファイガとローザのケアルガを反射させて大ダメージを与えていきます。
ローザとフースーヤはしさいのぼうし、セシルはひかりのたてによるアンデッド耐性があるため滅多なダメージは喰らいません。
安定に拘ってリフレクが切れる時間を短く見積もり過ぎ、無駄なリフレクを使用することが何度かありましたがまあ淡々と勝利。

■せいぎょシステム戦
今までのボスとは比較にならないほど困難な、最悪のボス戦です。
まずはせいぎょシステムのHPを回復し続けるぼうえいシステムを撃破。
残るはせいぎょシステム本体とげいげきシステムですが、げいげきシステムを落としてしまうと即死攻撃が2回飛んできた上でげいげきシステムとぼうえいシステムが復活してしまい、結果的にせいぎょシステムも大回復してしまいます。
よってせいぎょシステムのみに攻撃を集中させたいところなのですが、こちらの有効打はほぼ魔法しか存在しない (バーサク状態のキャラが誰を攻撃するかはランダムになってしまう) 上にせいぎょシステムは常時リフレク状態で魔法が効きません。
頼みの綱はやはりリディアちゃんです。タイタンは敵全体に2,000~2,800程度のダメージを与えてくれますが、げいげきシステムのHPは3,000であるためぎりぎり1発では落ちません。
リディアでダメージを入れつつフースーヤのケアルダとローザのケアルダ/ケアルガでげいげきシステム及び味方を回復し続け、最後に (リフレク無効の) メテオとリフレク反射によるホーリーで一気に片付けます。

というわけでダメージを与えては回復しての地道な作業を繰り返しますが……タイタンからげいげきシステムに対し2,920という見たことのない高ダメージが入り、げいげきシステムを事故で倒してしまいます。
なんとか立て直そうとしますがリソースも削れてぐだぐだになってしまい、全滅を選びます。

再戦。再び時間を掛けてせいぎょシステムのHPを削ります。
リフレクホーリーを撃つまでもなくフースーヤのメテオでせいぎょシステムとげいげきシステムを同時撃破。
よく考えて見ればリフレク反射ホーリーなどと危ない橋を渡らなくても、安定を取るならせいぎょシステムのHPを正確に管理して9,999を割ったらメテオだけで十分ですね。反省。

■ゼロムス戦
カインを放置していれば勝手に倒してくれます。アヴェンジャーによるバーサクはブラックホールによっても打ち消されません。
もちろん回復は必要なので、ダメージを受けるたびに全体ケアルガは撃ちます。

・感想
序盤でセシルの武器を売り払ってしまったときにはどうなるかと思いましたが……。
チャートを大きく外れることもなく無事完走できました。

難所であるスカルミリョーネ (2) とせいぎょシステムはともかく、ルゲイエとアサルトドアーで全滅してしまったのは痛いですね。
特にルゲイエ戦はやり直しにも時間がかかりますし……。
それよりもタイムに響いたのはバルバリシア戦、ルビカンテ戦などのやたらと時間を掛けてしまった戦闘です。
運次第とはいえ、タイムのためにはもう少し攻めることを意識した戦法を採る必要がありそうですね。