FINAL FANTASY IV

目次

  1. トップページ
  2. はじめに
  3. 企画概要と全体ルールの説明
  4. プレイヤー紹介
  5. 各作品のルールと戦略
  6. 実況
  7. Presented by 東京大学ゲーム研究会

担当:Gienah

ルール

使用ソフト

PS版FF4(FFコレクションのもの)を使用

タイム計測

電源投入から計時を開始し、THE ENDの文字が停止した瞬間に計時を終了する。

禁止事項

・アイテムの所持数を255個に増やすバグ
・武器または盾の個数を増やすバグ
・ドワーフの城においてデジョンを用いて闇のクリスタルを回収できるバグ
・メニュー画面では装備できない装備品を装備できるバグ
・敵を倒した瞬間にフェニックスの尾を使用することで、2体倒したことになるバグ

備考

以下の行為は仕様の範囲内とみなし、使用を許可します。
・リフレク反射でスカルミリョーネ (3戦目) を攻撃することで、ルビカンテへの交代を防ぐ

目標タイム

Game Start 0:00:00
マザーボム撃破 0:40:00
パラディンにジョブチェンジ 1:05:00
バルバリシア撃破 2:05:00
ルビカンテ撃破 2:55:00
デモンズウォール撃破 3:10:00
せいぎょシステム撃破 4:15:00
ラストセーブ 4:25:00
ゼロムス撃破 4:40:00
THE END 5:00:00
・○○撃破 (ゼロムス以外):戦闘終了後の暗転終了時
・パラディンにジョブチェンジ:「セシルが パラディンになった!」の台詞が出た瞬間
・ゼロムス撃破:撃破エフェクト開始時

戦略

FF4はシリーズの特徴であるATB (Active Time Battle) が初めて導入された作品です。コマンド選択までの待ち時間が素早さによって決まるだけではなく、行動ごとにコマンド選択後の準備時間が設定されているなど、後の作品以上にリアルタイムに即した戦闘が行われます。
よって本作品で手番を効率的に回すには、単に素早さを高めるだけでなく、コマンド選択後の行動待機時間や攻撃モーションが短い行動を選ぶ必要が生まれます。

状態異常「バーサク」

ここで役に立つのが状態異常「バーサク」です。バーサクが掛かった味方は行動待機時間すら無視して凄まじい速さで「たたかう」を連発します。煩わしいコマンド入力も要らなくなり、時間経過で解除されることもありません。そのうえ攻撃力が1.5倍に上昇するなどと良いことずくめです。
味方をバーサク状態にする白魔法「バーサク」は序盤でテラが習得するほか、ラストメンバーであるローザが中盤に差し掛かって再加入するときには既に習得しており、シナリオのほとんどの場面で唱えることができます。さらには自分をバーサク状態にするアイテム「バッカスのさけ」が手に入りやすいため、1ターンで前衛が皆バーサク状態になることも可能です。

武器「アヴェンジャー」

また、終盤では主にカインの装備となる「アヴェンジャー」を回収して使用します。アヴェンジャーは攻撃力が高いうえ力・素早さ・体力にそれぞれ+10の補正、さらにいつでもバーサク状態となるというあまりに都合が良い強力な武器です。多少正規ルートから離れた場所にあり、クリアに不要なダンジョンへ寄り道することになりますが、その安定性は抜群です。

アイテム「くものいと」

FF4は消費アイテムが強力なことで有名ですが、その顕著な例が「くものいと」です。くものいとはラスボス含むほとんどの敵の行動速度を半分に落とします。その効果は白魔法「スロウ」の2回重ねがけに相当し、効果範囲は敵全体で、アイテムなので誰でも使え、効果は永続というチートの塊です。所詮は敵キャラのボスに……これを破るちからはないはず!


さいごに、FF4のラスボスであるゼロムスは味方全体が2,000以上のダメージを受ける強力な攻撃「ビッグバーン」を連発してきます。これはRTA時のような低レベルパーティが一撃で全滅して余りある威力で、個別に対策を立てないことにはどうしようもありません。
2006年に行った12作連続RTAではGBA版のFF4を使用しましたが、今回はPS版を用いる予定のため、ビッグバーンを「回避」できるギルバートをラストバトルに参加させることができません。もうひとりビッグバーンを回避できるキャラクターとしてカインがいるのですが、カイン独りでタイミングを合わせ、「ジャンプ」を入力し続けるのは非常に困難かつ安定しません。よって、本RTAではレベル上げのために時間を割き、ビッグバーンを生き残るHPを確保させます。
このほか、やり直しの利かない連続RTAリレーという状況のなかでの大きなミスを避けるために、全体的に安定を採ったチャートを用いる予定です。