FINAL FANTASY VI

目次

  1. トップページ
  2. はじめに
  3. 企画概要と全体ルールの説明
  4. プレイヤー紹介
  5. 各作品のルールと戦略
  6. 実況
  7. レポート
  8. Presented by 東京大学ゲーム研究会

担当:taka

詳細な戦略・解説

こちらこちら(PDF file)をご覧ください。

当日のプレイ・感想

今までのプレイで最も苦しいプレイとなってしまいました。かなり闇のゲームとなってしまいました。
直前の通しリハではこれまでにないほど順調なプレイができ、目標の8時間を余裕で切る好タイムだったので
本番運を使い果たしてしまったのではないかと不安に駆られたのですが、それが的中してしまいました。
では、当日のプレイのよかった点と悪かった点を順に挙げて振り返りたいと思います。

・よかった点
○序盤、ナルシェ炭鉱でのシミュレーションバトル、全よけに成功
これには自分でも驚きました。いつも一番最後が避けられずにやむなく戦闘に入ってしまっていたのですが、
本番で初めて一番最後をぬるっとかわすことに成功しました。これにより40秒ほど短縮できたのではないかと思われます。
短縮もそうでしたがモチベーション的にも大きかったです。まだこの段階ではいい記録がいけるのではと期待が持てたのですが・・・
○買い物はノーミス
いつも練習不足であれ買い忘れただの個数不足だのでぐだぐだしていたのですが、買い物を全て表にまとめたことでスムーズな買い物を行うことができ、また買い忘れ等もありませんでした。
○スムーズに進行した瓦礫の塔
恐怖のグランベヒーモスは1回だけのエンカに抑えることができました。エンカウント調整が上手くいきました。やはり練習量は重要です。
○ケフカ1発撃破
FF6のラスボス戦はかなり辛いです。コントローラー放置で勝てるゲームもあるようで、うらやましい限りです。
そこそこ煩雑な手順と応変な対応、電卓片手でのHP計算などの疲れたプレイヤーにとっては過酷な戦闘を強いられます。
ですが、装備や戦術をけっこう練って、20~30回ほど練習でケフカとケンカしたこともあいまって本番では比較的スムーズに撃破に成功しました。
どこかで負けるとイベントと4形態連戦で20分は軽くロスしてしまうのでこれは大きかったです。

・悪かった点
○非常にぐだったディックアーマー戦
ロックのHPを瀕死に保ってセリスに庇わせ、ロックの「ミラージュダイブ」を期待しながらロックが殴り、セリスが「まふうけん」で魔法を防ぐという戦術を採っていたのですが、
ロックが殴られて死亡、そこから崩れて全滅、というのを2,3回やらかしてしまいました。
サウスフィガロの洞窟からディックアーマーの所まではそこそこあるのでけっこうタイムロスになってしまいました。
ロックもセリスもHP全快にして殴るという安定策を採るべきでした。
○会食イベント、兵士1人に話しかけ忘れるミス
会食イベントでは4分間の間に兵士24人に全員と話しかけなければならないのですが、1人と話しかけ忘れるというミスをしでかしました。
今までここでミスったことはあまりなかったので、全員と話したはずなのに23人と出たときには正直血の気が引きました。
がんばって残りのタイムで1人を探し出そうとしたのですが、見つけられずにやむなくリセット。5分くらいロスったと思います。
幸い、2回目はちゃんと時間内で24人と話しかけられたのでまあよかったです。
○魔大陸が文字通りの「魔」に
今プレイで一番辛かったのがここです。ここは自分のプレイミスもそうなのですが、運の悪さに泣きました。本当にほぼ泣きながらプレイしていました。
まず、アルテマウエポンがなんかやたら強かったです。まあ弱いボスではないのですが、練習ではスムーズに撃破できていたのでそこまで苦戦は予想されませんでした。
しかし、なぜか「火炎」と打撃ばっかりやってきて、死人が出まくってずるずる全滅というのを2回ほどやって大いに苦戦しました。
ここで終わればまだよかったのですが、魔大陸脱出時にノーデにティナが凍らされるというアクシデントが。
予想外かつ経験外の事態にそうとう狼狽し、「いかづちのロッド」を折るかどうか悩んでもたついていたら全滅してしまいました。
そして、世界崩壊のロングイベントをもう一度見る羽目に。もはや意味がわかりません。
ロッドの本数不足で今後クリア不能になるのでは・・という不安でロッド使用をためらっていたのですが、結果的にとっとと折って突破すべきでした。
こいつのせいで軽く10分はロスってしまったと思います。本当ここが一番しんどかったです。
運が悪いで片付けてもいいのですが、ノーデの行動パターンの把握不足、アクシデントに対応する臨機応変な対応力不足など自分の準備不足を痛感しました。
○リセットを繰り返したインフェルノ戦
インフェルノ戦では「いかづちのロッド」4本で勝てることとセーブポイントが近いことを理由に特攻戦法を採っていたのですが、
本番ではなかなか上手く決まらずにけっこうリセットを繰り返す死闘になってしまいました。
セリスに「リボン」を装備して「デルタアタック」による石化を防げば、試合が長引く代わりにかなり安定するのでこちらを採用すべきだったかもしれません。

大きなミスとロスはこの4つですが、全体的に運がそうとう悪くて細かいロスを挙げると枚挙に暇がありません。
(オペラでのねずみ避け、たこ(3)で「スケッチ」が決まらなかった、スナッグクロウラが「はないき」連発など)
やはりリハーサルでの運がいいプレイが本番でできていたらなあと非常に悔やまれます。

・感想
とにかく完走できたのがよかったです。タイムも8時間20分とまあ許容範囲内のロスですんだのではないかと思います。
FF6はRTAの難易度が高いほうだと思うのでなんとか許してください。けっこうがんばりました。
初めてのRTAという経験不足と練習不足によりまだまだ至らないプレイだったなと猛省する限りです。
FF6RTAは6時間台でのクリア動画がごろごろ転がっているので、まだまだ修行が必要だなと痛感しています。
FF6RTAは色々なチャートがあり、様々な戦術を採ることができます。今回この過酷なプレイを通じてRTAの面白さと奥深さに触れられたのと
FF6のさらなる遊び方を追求できて非常に有意義な経験になったと思います。深夜越えで二晩連続FF6を1週したのもいい思い出です。
このRTAでの反省を生かしてさらに鍛錬し、近々FF6RTAのリベンジを果たしたいと思います。
どんなチャートと戦術でプレイし、どれほどのタイムが出せるのかが今から楽しみです。
余談ですが、FF6は来年発売20周年を迎えます。と同時に自分も20歳を迎えます。来年の記念プレイはもっと高まったものができればいいなと思います。
なんだかんだ言ってFF6は光のゲームです。