【2009駒場祭】FINAL FANTASY XII リカバリータイムアタック

駒場祭2日目(11/22、日曜日)は「FINAL FANTASY XII リカバリータイムアタック大会」を開催します。

以下のスケジュールで行う予定です。

9:20 – 9:30 開会式
9:30 – 10:55 第1問
10:55 – 11:55 第2問
11:55 – 12:25 休憩
12:25 – 13:50 第3問
13:50 – 15:20 第4問
15:20 – 17:45 第5問
17:45 – 18:00 閉会式

 

会場では、観戦なさる方にリーフレットをお配りしています。リーフレットではプレイヤーがどのような問題に取り組んでいるのかがわかるよう、観戦のポイントを解説しています。画面を見ただけでは追いかけきれない情報もつかむことができます。

 

さらに、プレイヤーが問題を解き始める前にこれから行なわれる問題の簡単な説明を行なう時間と、プレイヤーが問題を解き終わった後にプレイヤーどうしによる感想戦を行なう時間を設けてあります。

 

また会場では、空きがあるPS2のメモリーカードをご持参いただくことで、作成した問題データをコピーするということもおこなっています。リカバ リータイムアタックを観戦になられたみなさんが、リカバリータイムアタックの問題にチャレンジすることが可能になります。ぜひメモリーカードをご持参の上 いらっしゃってください。

 

以下、リカバリータイムアタックをご存じない方のために、ちょっとした紹介です。

リカバリータイムアタックってなに?

 

リカバリータイムアタックの「プレイヤー」は、「問題」として用意されたセーブデータをロードして、設定された条件をクリアするまでの速さを競いま す。プレイヤーはデータをロードしてはじめて見るまでは、そのデータのことについては何も知らず、アドリブで問題に取り組まなければいけません。

 

「リアルタイムアタック」がゲームの最初から最後まで通しで、自分の立てた計画に従い、練習を重ねて時間を短縮するというものであるのに対して、リカバリータイムアタックは上記の点が特徴的です。

 

昨年の駒場祭で、PS2版ドラゴンクエストVを題材にリカバリータイムアタックを開催しましたが、その時の問題を例にとってみましょう。こんな問題がありました。

 

「主人公以外全員全滅していて、教会で生き返らせるだけのお金もない状態でグランバニアからスタートし、最終的にボス(ジャミ)を倒せばクリア」

 

ドラクエを知らない方にも雰囲気はつかんでいただけるのではないかと思います。この問題は、この先どうしていいか分からないほど絶望的なデータが与 えられ、そこからゲームに関する知識を総動員してパーティの状態を立て直し、ボスまで倒してしまうということをプレイヤーに課すわけです。それも、プレイ ヤーは大会の日までどんなデータでどんな問題が出るかなんてことはまったく知らされずに…。

 

しかし、こういう単に極悪なだけの問題ばかりが出るかというとそうでもなく、「アイテムを入手するルートをプレイヤーの判断で選んでもらう」といっ た変わり種の問題も、去年は出題されていました。プレイヤーのゲームの腕のみならず、問題のバリエーションや、随所に仕込まれたネタも見所のひとつです。 情報をプレイヤーから隠すため「問題作成班」が組織され、問題作成班の手によってこうした問題が作られています。

 

今年は東大ゲーム研究会から、クロウ・えぐち・けい坊の3名がプレイヤーとして果敢にリカバリータイムアタックに挑み、FF12が本当によくできるスゴいプレイヤーを決定します。

 

ルールなどは、昨年に準じておこないます。詳しくは当日配布の会誌をご覧ください。

参考:去年のリカバリータイムアタックの紹介ページ(http://is.gd/4Vw92)