Googleのヘビゲーム
こんにちは
TGA23のたもと申します。記念すべき(実質)2日目ということで、自分が一時期猛烈にハマっていたGoogleのヘビゲームを紹介しようと思います。ちなみに、自分のAdventarのアイコン(の基になっているTwitterのアイコン)は青いヘビですが、これは残念ながらヘビゲームに関係なく適当に決めたものです。
Googleのヘビゲームとは
そもそも、Googleでヘビゲームを遊べるという事実を知らない方も多いでしょう。ハロウィンやクリスマスなどの特定の記念日にGoogleのロゴがミニゲームが変化することは有名ですが、ヘビゲームはそれらとは異なり、単に「ヘビゲーム」と検索すればいつでも遊ぶことができる一種のイースターエッグのようなものです。
しかしこのヘビゲーム、イースターエッグにしておくには惜しいほどのボリュームと完成度を誇っています。
まず、遊べるモードが異常なほど多いです。具体的には、
- リンゴを食べると障害物が出現する
- リンゴを食べるとヘビがワープする
- ヘビの体が虫食い状態になる
- 盤面が境界でループする
- ヘビの尾も頭になっており、リンゴを食べるごとに操作する頭が切り替わる
- リンゴが自由に移動する
- 2匹目のヘビがいて、盤面の中心について自分と点対称な位置を移動する
- リンゴを食べるために鍵を取る必要がある
- リンゴが箱に入っており、特定の位置まで箱を移動させる必要がある
- 毒のリンゴが出現し、食べるとヘビが操作不能になる
- リンゴに表(干渉できる)と裏(干渉できない)が追加され、1つ食べるごとに表裏が切り替わる
- リンゴを食べると地雷が出現する
- リンゴを食べるとヘビの一部が石となり、一定時間障害物として残る
- 盤面が暗くなり、一部しか見えなくなる
- ヘビが無敵になる
といったモードがあり、さらに異常なことに、これらのルールは任意に組み合わせることができます。
さらに、盤面のサイズやヘビの速度、一度に出現するリンゴの数を変更することもできます。
加えて、盤面のテーマやヘビの色を変えたり、リンゴを別の果物に置き換えたり、ゲーム全体の見た目を8bit風/実写風に変更することもできます。
なぜGoogleがここまでヘビゲームに情熱を注いでいるのかは分かりませんが、とにかく凄まじいボリュームです。
↓設定画面
オススメの遊び方
- 障害物(盤面サイズ:小、リンゴ:5つ)
自分が最もやり込んだルールです。盤面が小さくリンゴが多いため、すぐに障害物と自分の体で埋め尽くされて大変なことになります。自分は通常速度で理論値を出すことを目標にしていましたが、壁の出現の仕方によっては空白マスを一筆書きできるような”正解”の経路が存在せず、そもそも理論値を出せないことに気づいて引退しました。海外のwikiによると、盤面サイズが小の場合は障害物の配置は235,355,155通り存在し、このうちランダムな500,000通りをサンプルとして解析した結果、クリアできる盤面はわずか0.11%しか存在しなかったようです。
↓ほぼ理論値、左下の部分を考えると一筆書き不可能なことがわかる
- リンゴ移動&地雷(盤面サイズ:小、リンゴ:5つ)
こちらも盤面が小さくリンゴが多いため、すぐに地雷まみれになって大変なことになります。その上、リンゴは勝手に地雷を起爆するので、あちこちで爆発が起こってカオスなことになります。
- ワープ&鍵&表裏
とにかく頭を使います。鍵のかかったリンゴは障害物と同じなので避ける必要がありますが、この状態でも表裏の影響を受けるため、慎重にリンゴを食べないと急に目の前に障害物が現れて死にます。しかも、「目の前」というのはワープ先のことなので、食べる前にワープ先を見ておく必要があります。ワープ先に別の果物があると続けてワープすることになるので、ワープ先のさらに先を見ておく必要があります。なお、リンゴを食べた時点で表裏が反転するので、リンゴを食べる前の状態で「別の果物」が表ならそもそも2回目のワープは発生しません。
盤面サイズ:小、リンゴ:3つ、速度:遅い、くらいが丁度いいと思います。
↓今際の際
- 全部(盤面サイズ:小、リンゴ:5つ、速度:速い)
観賞用です。無敵モードを外しても、運が良ければ2点くらいは取れるかもしれません。
おわりに
昨日の記事がかなり手抜きで簡潔だったので自分も軽いジャブ程度の記事を書こうと思ったのですが、割と長くなってしまいました。人手不足が深刻でただでさえ書き手が不足しているのに、余計なプレッシャーを与えてしまうのではないかと心配です。このアドベントカレンダー、無事完走できるのでしょうか…