GeoGuessrの話

あいさつ

こんにちは、4本目の記事で首位独走中のヤタガラスです。
まぁ、何のことはなくて、試験やら何やら諸々終わって突出して暇なだけなんですがね...。
おかげさまで、ポケモンのDLC分の図鑑集めも早々に終わり、あまつさえ現在steamのセールでDLC込みで3000円未満という破格で販売されていたモンハンriseを購入するに至った次第です。

 

それはともかく、いよいよ師走も後半に入り、我らがTGAでは代替えが意識される季節となってまいりました。

先日も会議があり、役職配分と活動方針の検討を行ったわけですが、各自が思い思いに持ち寄ったゲームを楽しもうと集まったサークルの中で面倒な役職を請け負いたいと思うはずもなく、中々に難航致しました...。
すると、やっぱりもうちょっとアクティブな会員を増やしたいな~という思惑が例年のごとく浮上するわけでございます。

さしあたっては、今回は奇跡的にこの記事を読んでくれている来年度の新入会員候補者に向けて、東大生が好みそうなゲームのお話をさせていただきます。

 

ということで、本日は『GeoGuessr』のお話です。

 

Geoguessrとは

GeoGuessr』は、ランダムなgoogleストリートビューが出題され、周辺の風景からgoogleマップ上の現在地を特定するブラウザゲームです。

 

基本モードの場合、ゲームを開始するとこんな↓感じでストリートビューが表示されます。

軽く探索しながら手がかりを集めて、右下にあるGoogleマップ上で予想した現在地を指すと、正解の位置が表示されて、回答が距離に応じて5000点満点で評価されます。

5000点満点中4000点ちょっとなので、まずまずでしょうか?
大学の試験で8割も取れたら舞い上がってしまいます。

ちなみに、世界マップで5000点を出そうとすると、猶予誤差は200m弱となります。

 

GeoGuessrは、2013年に公開されて以来youtube等の動画配信サービスにて度々取り上げられてきました。
コロナ禍のころにも再流行していたので、名前は覚えていなくとも、プレイ動画を見たことはあるという方は多いんじゃないでしょうか?

 

元はシンプルな場所当てゲームでしたが、現在は出題地点からの距離を競う『Distance』や出題される国を当てる『Countries』という区分にて、複数人で勝負して勝ち残りを目指すマルチプレイヤーモードや、1対1の『Duels』といった対戦モードが追加されているほか、それらの成績に基づくレーティングやランクマッチが整備されています。
こういった競技的な側面の展開は目覚ましく、今年の10月にはストックホルムにて、賞金総額5万ドルの史上初の世界大会が実施されるまでに至っています。

 

世界マップのすゝめ

GeoGuessrでは、ストリートビューの中で出題範囲を規定する「マップ」が複数存在します。
公式マップであれば、オーソドックスな世界全体マップのほかに、世界の有名な建造物の近くが出題される「Famous Places」、アジア限定の「Asia」、日本限定の「Japan」などなど、比較的シンプルな地域区分やお題に沿ったマップが用意されています。他にも、個人でマップを作成する機能も備わっており、Googleマップ上の範囲を指定したり、出題地点を一つ一つ選択したりすることができます。

 

 

さて、唐突な質問ですが、皆さんがこのゲームをプレイするとして、どんなマップでプレイしますか?

 

日本のGeoGuessrプレイヤーの大半は、日本マップでのプレイを選ぶかと思います。実際に、私の周辺にもこのゲームをプレイしている学生は数人いますが、世界マップでプレイしている人はほとんど見ません...。

理由ですが、当然ながら日本マップでは文字を読めば場所が分かり、快適にプレイできるからかと思われます。玄人向けの要素として、電柱のプレートや電話番号を利用した地域特定、路面標示による都道府県特定などもありますが、そういった知識がなくともプレイできる点で、比較的とっつきやすいと言えるでしょう。

対する世界マップは、土地を示す看板があっても読めず、植生や風景にも馴染みがない地域が多いため、かなりの難易度となっています。
先のプレイ画面の紹介では、タイ国内なのに得点が4000点ほどとなっていましたが、範囲がとにかく広いため、国を1つ外すだけで、あるいは国は当たっているのに国内で回答した地域が違うだけで、得点がガクッと下がってしまうのも、難しいポイントですね。

 

ただ、覚える要素を絞れば決して無理な難易度ではありません。何より、出題範囲が広い分だけ、楽しみも多いのです。

まずは時間制限なしで国当てのcountry streaksに挑戦して、少しずつ当てられる国を増やしていきましょう。文字の先端に小さな丸がついているのはタイ、横断歩道標識に横線が1本通っているのはポーランド、車のナンバープレートの左側に赤い縦帯が見えたらキルギスなど、ピンポイントで特定できるものがおすすめです。
そこから徐々に、ナンバープレートが前後両方黄色でヨーロッパならオランダかルクセンブルク、南米ならコロンビアといった分岐が入るもの、アフリカの左側通行地域で乾燥して山がちなら南アフリカ、砂っぽい地面で山が少なく平坦ならボツワナ、植物が多めならエスワティニといった少し曖昧なものへと範囲を広げていくのが順当かと思います。
国ごとの各種情報は、youtubeの動画やブログにまとめられているので割愛しておきます。

国当てのマルチモードは回答権が3回与えられるので、2~3回に1回くらいのペースで国を当てられるようになれば、ある程度は戦えるようになります。また、1戦に1回だけ、回答を2択に絞ってくれる機能があるので、もしかしたらソロモードよりも当てやすいかもしれません。

ランクマッチに参加していないうちは負けても気にすることはないので、気楽にどんどん挑戦していきましょう!

 

終わりに

前項では世界マップをおすすめしましたが、日本マップでも時間や移動に制限をかけたり、ほかの人と勝負したりすると、通常プレイ以上に手ごたえのあるプレイになるかと思います。

また、個人が作成したマップの中にも、マクドナルド限定マップや世界のホラースポット限定マップなど、かなりユニークなものがあるので、世界マップに限らず、日本から飛び出してみるとかなり楽しめます。

シングルプレイヤーモードなら無課金でも楽しめますので、ぜひぜひ一度遊んでみてください!

それから、来年度以降もTGAをどうぞよろしくお願いいたします~