【2012年冬コミ】会誌紹介3 ポケモン特集号第11号

今日からはポケモン会誌の紹介です。

今回の冬コミで頒布する会誌のうち、ポケモンに関する会誌はポケモン特集号第11号、ポケモン対戦の手引きの2種類ですが、今日はポケモン特集号第11号の紹介をします。

全体の構成は恒例の「構築解説」「バトルログ」に加え、新しい試みである「練習会記事」、そして個人記事の「対面構築解説」から成っています。

「構築解説」では、2012年駒場祭企画のうち、2日目のポケモン企画で各人が使用した構築をルール毎に計16個掲載しており、過去のポケモン特集号と比較してもかなりのボリュームとなっています。後に説明する“練習会”の成果が見られるというのも注目ポイントでしょう。

「バトルログ」は、駒場祭ポケモン企画で実際に行われたポケモンバトルの中から各ルール1つずつ、特に盛り上がった試合の模様を詳細に記しています。プレイヤーの感想・思考もしっかりと書かれていて、バトルログを読むのが面白くなるだけでなく、“なぜこのように動いたのか”などを知ることで自身のレベルアップにも繋がります。

さて、今回の目玉記事とも言える「練習会記事」ですが、これは駒場祭ポケモン企画に向けてシングル・ダブル・ローテーションの3ルールで会員の実力向上を図った練習会の様子を座談会形式で載せたものです。各ルールで講師役を1人ずつ設け、参加者に対して構築や立ち回りといった基礎的なところを中心にそのルールのバトルについて学んでもらう、という形です。
簡易バトルログも複数掲載されていて、どのような構築でどのような失敗があり、そしてそこからどのような改善を図ったのか、といった参加者の成長の過程を捉えることができます。
参加者が問題に直面し、そこで講師役がその問題に対する解決案を提示するという流れをとっていることから、そのルールをするにあたって意識したいこと、及びそれの対策方法なども分かり易い構成になっていると言えるでしょう。
3ルール合計でおよそ60ページという分量なので、読み応えもあり今回のオススメの記事となっています。

個人記事の「対面構築解説」ですが、これはシングルバトルにおける、いわゆる“対面構築”について、これがどのような考え方で組まれた構築なのか、またこのパーティを構成するのはどういったポケモンなのか、というのを丁寧に解説しています。立ち回り方や対策方法まで記述されているため、対面構築について学びたいという方には特にオススメです。