『文字遊戯』の話

 

この記事は、東京大学ゲーム研究会アドベントカレンダー2024、24日目の記事です。

はじめに

TGA24のlinkiです。今日はクリスマスだ!
だけどクリスマス関連のゲームはあまり頭に思い浮かばないので、全然関係ないゲームの話をしたいと思います。
本日の主役は『文字遊戲』です。結構前から存在を知っていたけど、実際に買って遊んだのは今年の十一月です。

ゲーム紹介

文字通りに文字だけからなるアドベンチャーゲームです。アスキーアートっぽいですね。
プレーヤー(我)は削字之劍、押引手袋、離合之兜の三つの道具を使い、文字を消す、移動する、分離する、合体するなどの操作をします。パズル的に文字を変化させてゲームを進めます。
具体的に文字の操作をいうと、“不可能”から“不”を消すとか、“体”を“人”と“本”に分けるとか、“可”に“人”を加えて“何”にするなどができます。(あくまでも例)
この仕組みをうまく活用して設計するゲームです。実際にどう使うかは体験版をやればわかると思います。

感想(ネタバレなし)

ここからは中国語バージョンについての感想になります。
このゲームの発想はすごいと思いました。漢字でこんなことができるのは想像できなかったです。
体験版で遊んだ仕組み以外にも、ほかに文字を使う表現とパズルは素晴らしいですが、やや物足りない気持ちもあります。
発想はほんとに見たことないものだけど、この仕組みはまだ完全に活用されてないと思います。未来にこれを活用したパズルが出るのを期待しています。

日本語版

今は体験版(文字遊戯 第零章)だけリリースされています。完成版は2024年リリースで書いていますが、たぶん2025年以降になるでしょう。

日本語の体験版も遊んだけど、正直完成版はどうなるかは全然わかりません。むしろ心配しています。

普通のゲームはただちゃんと翻訳すれば大体なんとかなるけど、このゲームは言語が中心になっていて、違う言語になるとレベルを考えさないといけません。
特に一番重要な漢字は、中国語の繁体字と日本語の漢字の違いがあります。中国語バージョンに超えないかもしれないけど、リリースを待つしかないです。

 

終わりに

記事を見た人が大体遊べないゲームの話をして申し訳ございません。(TLP中国語選択としても繫体字という壁があります)
独特なゲームなので知って損はないと思います。
それでは、良いクリスマスを!