ゲーム酔いについて

 

この記事は、東京大学ゲーム研究会アドベントカレンダー2025、13日目の記事です。

はじめに

 こんにちは、前期課程修了要件まであと1点のlinkiです。
 アドカレをやる上でネタが思いつかなかったので知り合いに聞いてみました。なんとあまりゲームをしない人らしいです。でもマイクラの経験があり、そこでゲーム酔いになったらしいです。
 恥ずかしながら自分もあまり強くないので、Portal とかで酔ったことがあります。ゲームをやると酔うときと酔わないときがあるので、この記事で復習がてらゲーム酔いをもう一度調べてまとめたいと思います。生物は専門ではないので間違える可能性があり、軽い気持ちで読んでください。

ゲーム酔いとは

 ゲーム酔いとは、ゲーム(主に3Dのゲーム)をプレイする時に、乗り物酔いのような症状が起こることです。例えば、めまい、吐き気、冷や汗などがあります。
 原因は、主に視覚で得られた情報と、小脳で処理される身体運動の情報にズレが生じて脳が混乱するからだと言われています。

対策は?

 乗り物酔いの対策といえば、酔い止めですね。調べてみたら、ゲーム酔いも基本的にメカニズムは一緒らしく、酔い止めでなんとかなるらしいです。
 でも、ゲームをよくやる人だと、まずはゲームの設定をいじりますよね。例えばマイクラでは、画面の揺れの設定をオフにするとゲーム酔いがだいぶ良くなる経験があります。このことから、ゲーム酔いはゲームの視野、カメラ移動、FPS などにも深くかかわっているようです。調べたところあまりはっきりした結果はないですが、「よく動くとよく酔う」というのはありそうです。
 ほかの対策法は、基本的に乗り物酔いで聞いたことがあるものと同じです。慣れると酔わなくなるとか、体調を整えると酔いにくいとか、換気をよくするとかですね。
 ゲーム酔い特有の対策としては、モニターから少し離れることや、照明を明るくして「自分が動いているように感じる感覚」を減らすことがあるらしいです。

最後に

 ゲームが好きな皆さんは、そもそも酔わないのでしょうかね。それでも酔う時には、ここに書いたことを試してみてください。ゲーム酔いしにくい設定は、基本的に調べればすぐ出てきます。体調管理は、ゲームを始めてからではもう無理ですね。酔い止めは試す価値がありそうです。(ゲームの前に酔い止めを飲むのは、なんか変な気がしますが)

 おまけの話として、自分も昔は一度もゲーム酔いしたことがありませんでした。その当時はバスで通学していて、乗り物酔いも基本的にしなかったのですが、なぜか高校に入って電車通学になってから乗り物酔いするようになりました。それと同時に、3D ゲームにも酔うようになりました。本当によく関係がありそうです。(現在も乗り物酔いに苦しめられています)

参考文献

 医学からみるVR酔い対策【VRChat】|どるちぇ

「ゲーム酔い」について考える:よく調整する項目|はこふく

「ゲーム酔い」はどうしたら防げる?:乗り物酔いの豆知識 | センパア

“3D酔い”なぜ起きる? 脳活動の「左右差」、京大など解明 – ITmedia NEWS

ゲーム酔い・3D酔いの原因は乗り物酔いと同じ?原因と対策を徹底解説!

3D酔い(ゲーム酔い)を克服!!その原因と7つの対策 | Bauhütte®

酔い止め薬はゲーム酔いに効く?その効果と注意点を徹底解説|あかうさ📸