シャドバビヨンドのアチーブメント埋めについて~理論編~
この記事は、東京大学ゲーム研究会アドベントカレンダー2025、17日目の記事です。
はじめに
はじめまして、TGA22のトマノフです。忙しい中、だいぶ暇になってきたので、寄稿する運びとなりました。まあ、忙しい中でも記事を書いてらっしゃる方が多くいる中で舐めたことを言うなというところではありますが、私自身かなり遅筆な人間でありますので、温情いただければと思います。
まあ前置きはさておき、皆さま、『Shadowverse: Worlds Beyond』(以下SWB)をご存じでしょうか。Cygamesの代表的なタイトルである『Shadowverse』(以下旧シャドバ)の続編として華々しくリリースされたソシャゲであり、現状第4弾カードパックまで登場しております。当研究会でも何人かプレイしている人はいるかと思いますが、その中でも異質なことをしている自覚があるので、それを紹介したいかと思います。
自己紹介
会員としての自己紹介はもう済ませたので、SWBにおける自己紹介をさせていただきます。とはいっても、ランクマッチの成績としては鳴かず飛ばずの平凡な人間で、ナイトメアのデッキを日々研究しているくらいしか言うことはありません。

自分は旧シャドバのときから検証系の動画や、フォロワーのスタッツのオーバーフローとかを見るのが好きだったので、SWBでもそのようなことができないか考えていて、結果たどり着いたのが、アチーブメントの「継続プレイ」の部分でした。ほとんどのプレイヤーが「たまに報酬がもらえるもの」ととらえているかと思いますが、そちらを最大効率で達成するにはどうすればよいかということを第2弾~第3弾前半に考え、実行しました。その結果「継続プレイ」内の実績CLEAR数が82/98までたどり着けました。こちらにはロビー大会についてと2pickについての実績も含まれていますので、それを除くと、66/72になるはずです。もし、SWBをプレイしている方はアチーブメント欄を是非見てほしいのですが、多くの人はここが50前後、2pickを多くやっている方は、60前後ほどに収まっていると思います。
今記事はこのアチーブメントを埋めるための最大効率の行動を紹介するというものです。


アチーブメント埋めの極意
基本方針
以下の文章で〈〉で囲まれたものはカード名を指していますが、わかるであろうと判断されるものは、カードの正式名称ではなく、省略してあります。ご理解の程よろしくお願いします。
では、自分がどのようにアチーブメントを埋めていったかということを紹介していきます。早速で申し訳ないのですが、それは革新的な方法でもなんでもなく「ソロプレイで、弱いデッキ相手に壁打ちをし続ける」というものです。それをやるなら普通にクリッカーゲームとか放置ゲームをするよと言われればそれまでなのですが、一旦その意義は飲み込んでください。ゲーマーのうち一部の人種はアチーブメントの数字の大きさに快楽を覚えるものなのです。その相手についてですが、満たすべき条件は以下の通り
・こちらが悠長な動きをしていても体力が削り切られない。
・こちらの盤面の除去能力が高く、盤面が埋まらないようにしてくれる。
・スペルの対象となるようなフォロワーを絶え間なく出してくれる。
・デッキ切れしにくい。
の4点であるという風に考えています。結論としてたどり着いたデッキは以下のデッキ(再現しやすいよう、SWBポータルにリンクをつないであります)です。今作のCPUはデッキを理解しているらしく、フォロワー数をしぼると、〈バーゼント〉、および〈オニオン軍団〉に惜しみなく進化権を切ってくれる点なども含めて(相手の超進化権誘発の効果も期待できるため)最適であると考えています。〈魔女の錬金釜〉、〈アンリーシュ〉などの除去効果と比してドローしすぎるものについては〈真実の研究施設〉〈スノーアウェイク〉などに変えても良いですが、こちらのデッキは空いた枠にドロー効果を持つものをかなり投入できるので、これで問題ないかと思います。ソロプレイの相手のデッキにこのウィッチデッキを設定し、自分のデッキとしてアチーブメント解除用のデッキを設定して対戦を続ければよいわけですね。注意点として〈オニオン軍団〉をあまりにも除去しないと、超進化+〈リバースチェンジ〉などで6~8点ほど一気に削られて体力が危険域に突入することがあるので、ある程度はこちらも除去をするようにしましょう。

では、以下から注意が必要なアチーブメントに注目して話していきたいと思います。
必殺を持つフォロワーを2500回プレイする
こちらのアチーブメントは現在、スペル回数、アミュレット回数と並んで達成が非常に困難なものとなっています。対人戦に日々いそしむ皆さんは「必殺」と聞いて〈異端の侍〉や〈オートマタアサシン〉、〈ムカン〉などが思い浮かぶかと思いますが、「必殺を持つフォロワーのプレイ」ですので、手札の段階で「必殺」を持っていないカードをプレイしてもこちらのアチーブメントは進みません(こちらは、他のアチーブメントでも注意してください)。したがって、こちらのアチーブメントを進められる存在は〈嘆きに立ちし者〉、〈フィルレイン〉、〈ハートスローター・フィア〉、〈フィオリト〉、〈セレス〉、〈シルバーバレット・レイヴン〉、〈ウルフマスター〉、〈獣性の鉄人〉のみです。「潜伏」と同じくらい少ないにも関わらず、2500回もプレイしないといけないのは異常という他ありません(他の持っているカードが少ないようなキーワード能力はほとんどが250回プレイでアチーブメントが解除できるようになっています)。全アチーブメント解除を目指すのであれば、デッキにとりあえず〈嘆きに立ちし者〉を入れるなどして、少しずつ進めるようにしましょう。かくいう私もアチーブメント達成作業をやめた理由は、このアチーブメントになっています。
ドレインを持つフォロワーを2500回プレイする
こちらのアチーブメントは〈バット〉、〈ギルネリーゼ〉、〈ネハン〉でのみ進めることができます。こちらも「必殺」と同じく異常な回数ですが、「リアニメイト」によって、〈サキュバス・リリム〉、〈怪奇の探索者・ユナ〉を復活させることで、1バトルに15回ほどプレイを進めることが可能になっています。デッキ紹介は、明日の記事に任せますので、省略します。
クレストを2500回持つ
こちらのアチーブメントについて、付与することができるカードは現在たくさんあるのですが、クレスト枠の関係で、1バトルで10回程度しか進めることができないので、できる限りちょこちょこ進めることをオススメします。基本的に、こちらのライブラリアウトでバトルが終了することを想定して、永久クレストは1枚採用でOKであることに注意が必要です。
ラストワード能力を持つカードを10000回プレイする
こちらは単純にプレイする回数が多いものです。自分調べプレイできる「ラストワード」持ちカードは35枚ほどあるはずなので、ちょこちょこ入れて進めていきましょう。ドローソースにもなり、「進化時能力」のカウントも進む〈ベルエンジェル〉や「エンハンス」でプレイできる〈フニカル&ヤヴンハール〉、ビショップのカウントダウンアミュレットなどはかなり入れ得カードです。
進化時能力を持つカードを5000回プレイする
こちらもプレイ回数が多いものです。こちらは、デッキポータルによると82枚もあるので、基本的にはそこまで意識しなくても良いはずです。ドローソースの採用時に進化時能力持ちを検討するくらいでしょうか。注意点として、「進化時能力を持つカードのプレイ」が条件なので、進化をして発動させる必要はありません。したがって、ドローやクレスト付与などの他のアチーブメント解除に役に立つカードに進化権を使うようにしましょう。
超進化時能力を持つカードを5000回プレイする
こちらもプレイ回数が多いものです。デッキポータルによると49枚あります。ドローソースの〈オリヴィエ〉、〈ヴェハリヤー〉、〈エミリア〉、クレスト付与も進む〈カゲミツ〉、〈ユエル&ソシエ〉、〈アリア〉など他に採用理由があるようなカードは優先的にデッキに入れると良いでしょう。こちらも超進化をしなくてもカウントが進むことには留意しておきましょう。
エンハンスでカードを2500回プレイする
こちらのアチーブメントは他のアチーブメントと異なり、「キーワード能力を持つカードのプレイ」ではなく、「エンハンスでのプレイ」なので、エンハンスでコストを払わないといけないことに気を付けましょう。最も進めやすいのはロイヤルなので、そちらで回数を稼ぎましょう。
あとがき
SWBのプレイヤーの中にこの紹介が刺さるプレイヤーが他にいるのかどうかは疑問が残るのですが、ゲーム研究会ですので、こういう誰もやらんようなことを研究したことは記録としてまとめるべきだろうという趣旨の記事となりました。明日もこちらの続きとしてたくさんデッキを紹介しようと思います。後に続いてくれるような方がいらっしゃれば是非参考にしてください。
『Shadowverse: Worlds Beyond』はこんな奇特な遊び方をしなくても十分楽しめるカードゲームです(まあ最近引きゲーだなんだといわれていますが)。個人的にはもっとソロプレイで面白い何かが出てくれると嬉しいなとは思うのですが、旧シャドバをプレイしていた方は是非復帰してみてください。